◆中山地区・獅子担ぎ◆
               御獅子様担ぎ(あばれ獅子) 例大祭.
           白髭(しらひげ)神社に奉納された、「獅子頭」をもって
           地区内を練り歩く


 白髭神社は中山地区民の鎮守神として信仰を集めてきた。祭神は久延昆古命(くびひこのみこと)で和同七年(七一四年)に社殿が建設されたと伝えられている。明治三十四年の火災で社殿が焼失、昭和三十八年には国道13号の開通で参道が分断されるなど、往時をしのぶものはなくなっている。しかし、神社に奉納されている大きな獅子頭が有名。百二十二年前サイカチの木を用いて作ったとされ、重さは三十`もある一本造りでは国内でも最大級とされている。また、この獅子頭をやや前方に据え、前後についた綱を引き合いながら前進、後退を繰り返し、五穀豊穣を願って地区内を練り歩く御獅子様担ぎ(あばれ獅子)は伝統芸能として長い歴史を持つ。平成五年頃には御獅子様担ぎ保存会(掛入石中山宿朱魂白髭明神会)も結成され、地域文化の伝承に寄与されている
中山城慰霊・森重流砲術演武(同日開催)

子供神輿(同日開催)